1957-03-15 第26回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
そうしてシャウプ勧告が昭和十年を基準にしておりましたか、(石野委員「九年から十一年」と呼ぶ)九−十一年を基準にしておりますか、私はそうは受け取っておりませんが、昭和九年ないし十一年というのは、よく戦前の経済力の基本をいっておりますが、昭和九年に改正いたしました臨時利得税法、これは九年の暮れにやって十年から施行いたしましたが、臨時利得税法も、それならば満州事変以後の臨戦態勢といわれないか。
そうしてシャウプ勧告が昭和十年を基準にしておりましたか、(石野委員「九年から十一年」と呼ぶ)九−十一年を基準にしておりますか、私はそうは受け取っておりませんが、昭和九年ないし十一年というのは、よく戦前の経済力の基本をいっておりますが、昭和九年に改正いたしました臨時利得税法、これは九年の暮れにやって十年から施行いたしましたが、臨時利得税法も、それならば満州事変以後の臨戦態勢といわれないか。
それから昭和十八年におきましては入場税法及び遊興飲食税法の税率引上げ、及び臨時利得税法及び臨時租税措置法の一部改正に伴う所得税、法人税の減收、それから臨時家族手当、戰時勤勉手当、それから臨時利得税法等改正に伴う営業税の減收補填、そういうようなもののために、入場税、遊興飲食税の税率引上げによる増收分は戰費を賄うためでありますので、配付税の税源としないために、税率の引下げを行うと同時に、新たな財政需要の